山麓絵画館


2006年春の作品U




「ヤマザクラのある森」

サイズ: 360x510o
2006年5月 山梨県 高根町東井出

5月初めの山の斜面。まだ新緑は薄く、新芽を吹きはじめた森は柔らかな雲がたなびいているようだ。カラマツの
新緑が先行し、点在するヤマザクラとともに森にアクセントをつけている。私はそんな頃の森の表情が好きで、これ
までも何度か絵のモチーフとしてきた。描いたのは、八ヶ岳高原大橋の袂から見た対岸の斜面である。






                                        個人蔵
「春の瀬音」

サイズ: 353x510o
2006年5月 長野県 野辺山

気温が春めいてくると、山からの流れは水量を増し、瀬音がいよいよ高まってくる。八ヶ岳山麓は川の少ない
ところで、こうした渓流はなかなか見当たらない。この絵は、先に展示した「春漲る」の場所の直ぐ近くで、私は
川上村かと思っていたが、よく地図で見ると野辺山の外れであった。岩をはむ水流を丁寧に描き込んでみた。







←前の作品
  山麓絵画館入り口へ↑ 
次の作品へ →




























トップへ
トップへ
戻る
戻る