山麓絵画館
2008年夏の作品
「ヒマワリと茅葺き農家」
Sennelier F8 サイズ: 380X455o
2008年 8月 北杜市小淵沢町
小淵沢の下笹尾という地区には昔ながらの田園風景が広がり、その一角には古い茅葺き屋根の農家も
見られて絵心を誘う。写真家も時折撮影に来るという苔むした茅葺きの家。その庭先にはヒマワリが咲き
乱れ、これが古い農家の風情を引き立てている。二つの主題を大胆に切り取ってみた。
「月山〜新緑の季節」
Fabriano〜Watercolour Studio サイズ: 527X353o
2008年5月 山形県 西川町
5月中旬、東北に遠征したときに仰ぎ見た月山。新緑に萌える寒河江川上流域を下ると、正面に残雪の
月山連峰が姿を現す。それはゆったりと空の一角を占め、悠揚迫らぬ高見の中に旅人を誘うような優しさを
秘めている。清涼な寒河江川の流れと岸辺の新緑が、いっときの春を一斉に歌い上げているようだった。
個人蔵
「犀川の河原から」
Fabriano〜Watercolour Studio サイズ: 527X353o
2008年3月下旬 長野県 明科町
犀川の河原に降り立つと瀬音が一挙に高まり、ヤナギの芽吹きが風景に柔らかさを添えている。
その向こうに鹿島槍から五竜、さらには白馬三山に続く北アルプスの白い雄峰群が・・・。この絵では
下半分を犀川として念入りに流れを捉え。絵全体に動きを与えようと試みた。
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