山麓絵画館


2008年秋の作品








                                               個人蔵

「コスモス畑と甲斐駒」

Fabriano〜Artistico Extra White サイズ: 527X353o
2008年9月 北杜市長坂町

この絵は以前から温めていたモチーフを描きおこしたもの。初秋というか晩夏というか、この季節に
なると山麓ではヒマワリから主役を奪ったコスモスが咲き乱れるようになる。この場所からは甲斐駒
の頂き付近が見えるだけなのだが、この絵では峨峨とした上半身を目一杯描き入れてみた。













                                             個人蔵

「信濃の峠道から」

Arches サイズ: 570X350o
 長野県 小川村(2008年11月)

小川村から鬼無里に抜ける県道の峠道は、北アルプスの絶好のビューポイントである。11月初めのこの日、それは黄葉
の山並みの向こうに白い壁のように連なっていた。足下には明るい陽射しを受けた山里。まさに絵に描いたような光景を
描くのは普通躊躇するものであるが、それでも描かないではいられない・・そんな天の恵みのような秋の風景であった。














                                                 個人蔵

「秋の日だまり」

Montval Canson F8
 長野県 小川村(2008年11月)

小川村の県道からちらっと見えた柿の木の風情に惹かれてクルマを降りてみると、下に広がる畑で老夫婦
がもくもくとで鍬を入れていた。小春日和の秋がそこに静止しているようで、今度の個展までには是非描き
おこしたいとかねがね思っていたモチーフである。家や人物の形や位置を好ましい構図に変えて描いた。











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