山麓絵画館


2016年 初夏〜





「湖畔の夏」
〜松原湖にて〜

Fabriano Extra White F8
2016年7月 長野県 小海町

松原湖で描いた絵はもう何度もこのHP上でも載せているのだが、この一作では、下の絵と同様で
近景の水草をモ主要なチーフにした。涼味と緑鮮やかな夏の色彩感を一枚の絵に収めようと試みた。










                                                                 個人蔵
「夏草と八ヶ岳」

Saunders Water Ford White F8
2016年7月 北杜市明野町 浅尾

この絵は実は昨年の作、季節はちょうど今頃で梅雨の晴れ間のこと。よく行く浅尾の小高い丘では
農道沿いに夏草が季節を謳歌するかのように生い茂っていた。もう何度も絵にしている場所なので
今回はこの夏草に焦点を当てた一作としてみた。夏草の生命観と密度感の表出に意を注いだ。














<初夏のスケッチ2点>




「川上村にて」

Montval Canson F6
2016年 6月 長野県 川上村

6月も中旬を過ぎて陽射しが強烈になると、スケッチに出るときはつい流れの傍を求めて
しまう。この日は川上村に遠征、すっかり整備された運動公園脇の橋に陣取って、いつも
とは逆の千曲川上流方面をスケッチ。単調な風景であったので、流れの表情には磯注いだ。





       

        「初夏の棚田にて」
         Montval Canson F6
         2016年 6月初旬 長野県 富士見町境地区

          田に早苗の列ができ、畦や土手が小綺麗に整えられると、これで一区切りとばかり緑が
          深まって初夏の彩りが加速化されていく。南アルプスの山並も、一段と夏に染まっていくようだ。
















                                            
「大武川 初夏」

Fine Face Canson F6 
2016年5月 北杜市武川町三吹

舞鶴橋の上から上流方向を俯瞰すると、うっすらと浮かぶ甲斐駒を背に緑の川辺林に縁取られた
大武川が足の真下に流れ下ってくる風景が一望できる、大規模な河川工事で直線的な護岸となって
しまったのが難点だが、遙か水源から足下の流れまでが一つの空間に収まっていて気分がいい。















「夏迫りくる」

Saunders Water Ford Natural F8
2016年5月 北杜市白州町 大武川

甲州街道を西進して長野県に入り、暫く走ると左手に山を背にした集落が見えてくる。釜無川の
橋を渡った対岸でそこは山梨県。大きなケヤキの木々に目を惹かれ、何度か撮影をしたことがある。
今回は新緑を描こうと思っていたのだが、背後の山から迫り下りてくる夏の気配の方が濃厚だった。










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