山麓絵画館


2010年春 信州を描く

5月、二度にわたって白馬周辺に出かけた。絵のテーマは残雪と水。今年は
北アルプスに残雪が多く、お陰で思い描いていた風景にたくさん出会うことが
できた。印象的な風景を描き起こしている最中だが、順次展示していきたい。




「小川村憧景」

Arches(300g) F10相当
2010年5月中旬 長野県小川村

5月の小川村は新緑と残雪の北アルプスという願ってもない組み合わせの風景を見せてくれる。
その中でも小川村を象徴するようなこのポイントからは、広がりと高低差と奥行きという欲張った景観
に、この村らしい集落の存在がアクセントを加える。ただひれ伏すような気持ちであるがままを描いた。









「白馬三山〜松川の岸辺から」

Arches(300g) F10相当
2010年5月上旬 白馬村

白馬の大雪渓に源を発する松川は、春は豊富な水量を有し、早瀬が至る所白い飛沫を。
あげている。白馬連峰を背後にしたその流れ下る様は、かねてより描いてみたいモチーフであった。。
この一点は山麓スケッチ館に展示したものと同じ風景だが、家でじっくりと描き込んだ一作である。













「小川村の棚田風景」

Fabriano Studio(300g) F8相当
2010年5月中旬 長野県 小川村

小川村は何度行っても魅惑される。天気がいいと遠景に北アルプスが連なり、春は新緑の山々と
その中に点在する農家が、この美しい村の風景を形成している。この絵も現地でスケッチした一点を
また描き直してみたくなって仕上げたもの。小川村では一番田畑が広がっている地域であろうか。








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