山麓絵画館


2016〜2017年 冬の作品




「大ケヤキのある集落 冬」

Fabriano Extra White F10相当
2017年2月 北杜市白州町大武川

山梨県の僻地というか飛び地というか、山を背にした狭隘な土地は、手前の釜無川を渡れば
長野県である。この集落の特徴は何と言っても数本の大きなケヤキで、私も季節を変えやって
来ては川越しの湖の風景をスケッチしてきた。幹や枝振りが晒される冬は、個々のケヤキが
その人格を露わにするようであった。










                                            
「冬枯れの山麓から」

Fabriano Extra White F10相当
2017年1月制作 北杜市長坂町塚川

以前スケッチした同じモチーフ(2015年冬)から描き起こした一作である。ここ塚川という場所は
谷戸状の緩い棚田が続くが、上手の開けた上空に八ヶ岳がゆったりと浮かんでいる。この辺り
一帯の水路ともなっている渓流と水草の織りなす表情に、冬の山麓を描き出そうと意を注いだ。










「大泉の雪原にて」

Fabriano Extra White F8相当
2017年1月 北杜市大泉町西井出

描いた絵の一帯は開けた田畑で、風景奥手にあるレインボーラインを走ると、広い空間に南アルプス
や遠く甲府盆地方面が一望できて気持ちがいい。その広々した斜面から八ヶ岳を仰ぎ見ると普段は
単調なのだが、積雪の日は轍や小川のうねりが動きと奥行きを生み出し、面白い構図を提供してくれる。










「冬陽射す花水にて」

Montval Canson F6
2016年12月 北杜市白州町 花水

長坂から幾曲がりも下り切った所にある花水の集落は、いつ通りかかってもその佇まいが
目を惹く。12月も半ばとなると山麓の風景は一斉に色褪せるが、この集落も例外ではない。
ここから釜無川対岸の方を遠望すると、そんな冬の色彩の中に甲斐駒が鈍い光を放っていた。











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