山麓絵画館


2020年 秋の作品





スケッチ2点
「高根町箕輪にて」

White WatsonSpiral F6
2020年11月 北杜市高根町

高根町の箕輪一帯は、丘陵と沢状の耕作地とが、交互に縞模様状の地形をなし
ている。そんな耕作地の一角から、秋の光景をスケッチに切り取ってみた。





「竹藪と耕耘機のある風景」







「長屋門のある民家」


                                                       (ともに個人蔵)











「小川村 昼下がり」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2020年11月 長野県 小川村

北アルプスに対峙する山中にある小川村。その峠道からは、後立山連峰の景観に目を奪われ
がちだが、ふと見下ろす集落の佇まいも味わい深いものがある。秋の昼下がり、目にした
小集落は、穏やかな時間の流れる中、人と自然が季節の中に溶け込んでいるようであった。











「甲斐駒 秋色」

Saunders Water Ford Natural F8相当
2020年11月 北杜市小淵沢町

いつも目にしている風景でも、時にハッとするように輝く瞬間がある。紅葉が山腹から里まで駆け
下りた11月のある日、甲斐駒と前衛の山々が、秋の陽を浴びてそんな輝きを放っていた。











「池越しの紅葉」

White Watson Block F6
2020年11月 北杜市長坂町中丸

中央道の八ヶ岳PA近く、名前の由来は不明だが、越中久保池という農業用の大きな
溜池がある。知覚の県道からはいつも池越しの八ヶ岳がきれいに見えるのだが、
この日は反対側に回り込み、池と岸辺の紅葉越しに鎮座する甲斐駒をスケッチした。







<スケッチ1〜デッサンの段階>







スケッチ2〜彩色の中盤





スケッチ3〜彩色の完成





「川上村にて」

White Watson Block F6
2020年10月 長野県川上村

秋晴れの一日、信州峠を越えて川上村に。久しぶりにやってきた馴染みのポイントで
スケッチしたが、時間切れとなったので、デッサンだけの段階をアップ。のちに完成させた。
(その各段階を上に示しました)









「初冠雪の八ヶ岳」

White Watson Spiral F6
2020年10月 長野県南牧村

初冠雪から4日目の八ヶ岳、毎年お決まりの光景とは言え、黄葉が裾野に下りてきたこの時期に
なると描きにゆきたくなる。野辺山の収穫を終えたレタス畑の傍で、仲間と一緒にスケッチした。










「コスモス街道と八ヶ岳」

White Watson Block F6
2020年10月 北杜市高根町小池

高根町は小池辺りの農道沿いにコスモスが植えられていて、よくカメラマンの姿も見かける。
刈り入れを終えた田と咲き並ぶコスモスは、八ヶ岳に彩りを添えるこの季節ならではの風物だ。









                              個人蔵
「実りの季節と八ヶ岳」

White Watson F8相当
2020年9月 長野県 原村

9月中旬、原村の緩い棚田は、一面黄金色の広がりを見せていた。地元の人の話だと
もう十日も経てば刈り入という。この絵をアップする頃は、稲刈りを終えた田に藁ボッチ
が並んでいる違いない。











「初秋の八ヶ岳」

White Watson Block F6
2020年9月 長野県南牧村 平沢峠

これぞ秋晴れ!という日、かねてより描きたいと思っていた八ヶ岳の初秋の表情を捉えるべく
平沢峠に直行。獅子岩に上ると眼前に八ヶ岳が気持ちよく広がっている。描いているうちに
上空に刷毛ではいたような巻雲が現れ、秋の空の高さ、美しさをも満喫させてくれた一日だった。










「コスモスとソバ畑の風景」

Saunders Water Ford Natural Block F8
2020年9月 長野県富士見町

満開のコスモスとこれも満開のソバの花、両方が農道を挟んで隣接する所があって、初秋
には良く写真を撮りに出かける。ソバの花は今はかなり枯れて、収穫を待つのみである。









「西井出にて」

White Watson スパイラルF6
2020年9月 北杜市大泉町

稲穂が垂れていよいよ刈り入れというこの時期、田圃脇に陣取って、薄い晴れ間から
見えていた富士山の風景をスケッチ。周辺に居た農夫達を気遣って1時間で切り上げた。









「浅尾地区から」

White Watson ブロック6
2020年9月 北杜市明野町

ここ茅ヶ岳山裾の浅尾地区は、八ヶ岳の展望が絶品だ。ススキの穂が開き始める頃、稲田は
黄金色に広がり、収穫間近のひとときを迎えている。昨年のスケッチを元に描き直した一点。











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