山麓絵画館


2014年 秋




「柿の実る農家U」
Sounders Water Ford Natural F8相当
2014年11月 小淵沢町下笹尾

今年は山麓のどこを走っていても柿の実りが目立つ秋であった。ついその柿と農家
の組み合わせは風情があるものだから、自然と絵の題材にする機会も多くなる。この
絵も下と同じ下笹尾の農村集落で、このHPが暫くフリーズしていた頃の一作である。











「柿の実る農家」
Fabriano Studio F8
2014年11月 小淵沢町下笹尾

今年は柿のなり年である。山麓をで目にする柿はどれも実をたわわに付けている。
そんな柿の風景を求めて下笹尾にやって来ると、ある茅葺き農家に出会った。道ばた
の大降りの柿の木は実が熟れて落ちそうだ。長閑に流れる秋のいっときを描いた。












「秋光」
Fabriano Studio F8
2014年11月 白州町白須

白州は尾白の森の公園近く、幹線道から少し入り込むとそこここで光り輝く秋に出会う。
天気がいいと、紅葉の駆け下り背後の山も麓の木立群も、眩いばかりの光彩を放っている。














「竜神池 紅葉」
Montval Canson F8
2014年10月 茅野市

この辺りは蓼科高原の一角と言えるのだろうか、三井の森という別荘地の敷地内にあるこの
竜神池は静かな場所で、見かけるのは散歩を楽しんでいるご近所の住人達だけである。池の畔、
林の向こうに八ヶ岳が望める場所からスケッチ。水鳥が水面を切って右に左にと泳いでいた。











「小倉から」
Fabriano Studio F6
2014年10月 須玉町小倉

この地名は小倉と書いて「こごえ」と読む。私らは「こげえ」と発音している、とここの住民から
聞いた。八ヶ岳の全貌と向き合える恰好の場所で、もう何度も訪れては絵を描いているが、
季節や時間帯、手前に取り込む情景によって、都度味わいの異なる絵となる処が魅力だ。









                                                 
「下笹尾にて」
Montval Canson F8
2014年9月 小淵沢町下笹尾

今年は9月に入って雨や曇天ばかり、この分ではお米の出来も心配と思っていた矢先、晴れ
渡ったのでスケッチに出た。黄金色と化した稲田は久しぶりに日を受けて喜んでいるかのようだ。
やや垂れた頭が風に波打ち、その向こうに甲斐駒が最早秋を迎えるような風情で佇んでいた。







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