山麓絵画館


2007年春の作品




                                                  個人蔵

「コブシ咲く山麓」

サイズ: 403X310o
2007年4月 長坂町古荒間

コブシの風景を求めてほっつき歩いていると、なんのことはなし、割合身近な場所で格好のコブシを見つけた。「緑の風」という
知的障害者施設(私の友人が施設長を務めている)の裏手で、そこで作るパンが美味しいので私も時々買いに行ったりして
いる。風景画では余分なものを排除したりもするが多いのだが、画角に入る全てを絵に治めて描ける格好の風景であった。
















                                                                                                             個人蔵

「桃花爛漫」

サイズ: 330x420o
2007年4月 山梨県笛吹市

いいポイントを探して釈迦堂PA裏の山の斜面を走り回っていると、いつの間にか、より高みへ、より南へと移動していた。
漸く見つけたこの場所は、うっすらと残雪を乗せた秩父の山並みを背にして、一宮から塩山に続くピンクの盆地が一望できる。
満開のサクラの白がアクセントを添えている。桃園の一角を借りて、こののどかさを絵に移し取るようにして描いた。











                                                  個人蔵

「桃花爛漫」
(白峰三山)

サイズ: 527X353o
2007年4月 山梨県笛吹市

こちらは、上の絵からさらに南に移動、南アルプスが正面に望める場所で描いた。北岳から左に続く白峰三山の稜線は
一段と多い残雪が午後の陽射しを受けて輝いている。幾重ものピンクの絨毯は、視界の霞む辺りまで続いていた。









                                               個人蔵

「コブシ咲く山麓」

サイズ: 330x420o
2007年4月 北杜市長坂町

サクラの前に、山麓ではあちこちでコブシが咲き出した。周囲のまだ枯木色が優勢な林や畑の隅に、それは無数の
白い群落を形づくって、春を宣言しているようだ。私の好きな場所で、うららかな陽射しを浴びながら描いた。






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