山麓絵画館


2007年春の作品U





「北アルプス遠望」

サイズ: 305X455o
2007年5月 長野県 高ボッチ高原

この場に臨んで、もう絵を描くまでもないほどの北アルプスの絶景である。それを、意を決して描いてみたのがこの一作。
左手に穂高連峰、中央右寄りに槍と常念が・・・。ご興味のある方は、文章のページ「フィールドノート」をどうぞ














「春浅い野辺山」

サイズ: 420X330o
2007年5月 南牧村 野辺山

野辺山のゆったりと広い光景がどこか北海道を思わせる。札幌の友人が我が家に来たときこの場所に連れて行ったのだが
のだが、北海道人に広さはアピールしないかと思ったら、その広さの向こうに山の高みが迫っているところが新鮮だといたく
感激してくれた。春の大気に溶け込むような残雪の八ヶ岳、右手前のヤマナシの木はまだ白い花のない丸坊主の姿であった。










「春の瀬音」

サイズ: 420X330o
2007年5月 韮崎市穴山(塩川の河岸にて)

何日か前えに川を描き損ねたので、この日は予め目を付けておいた塩川の河岸に陣取った。中州で二手に分かれた流れが
再び出会うポイントで、複雑に変化する水流を捉えようとして描いていると、絵筆が自然と速く走っていた。春先なので水量も
多い。ヤマメを狙った釣り人が行きつ戻りつしている。対岸の新緑を配して、春の瀬音が聞こえてくるような一点にしたかった。











「春たなびく」

サイズ: 403X310o
2007年4月 小淵沢町

上の一点と同じ場所で描いた一作。束の間に姿を現した甲斐駒の頂を捉えた構図とした。山腹に雲が、下界の桜並木
と呼応するようにたなびいていた。甲斐駒の頂は直ぐに姿を隠してしまったので、この部分だけは後日再び現地に行って
描き足したものである。







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