山麓絵画館



2022(2021〜)冬の作品




「泉野の谷戸にて」

Saunders Water Ford Natural Block F6
2022年3月 長野県茅野市泉野

3月上旬、緩んだ気候に誘われて出かけた茅野市の泉野地区。以前から気になっていた
谷戸に下りていくと、八ヶ岳を背景に、この季節ならではの長閑な光景に出会えた。










「積雪の朝〜甲斐駒ヶ岳」

Saunders Water Ford White Block F8
2022年2月 北杜市小淵沢町上笹尾

我が家からほんの少し下った場所から眺める甲斐駒と南アルプスの風景は
素晴らしい。特に甲斐駒は見るたびに表情を変え、私たちを惹きつけ、ときに孤高の
距離を取る。そんな甲斐駒山を見ていると、ついまた描く気になってしまうのだ。











「八反歩堰の甲斐駒」

Saunders Water Ford White F10相当
2022年1月 北杜市小淵沢町上笹尾

小淵沢の南部に広がる田園地帯に涌水を曳く八反歩堰の遊歩道は、甲斐駒を眺める
特等席だ。移住後初めてここにきたときの感動は忘れられないが、、いい風景イコール
いい絵とはならないのが難点だ。そう思いつつ何度もこの地の風景を描き続けている。









「枯田の風景」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2022年1月 北杜市大泉町谷戸

冬の田園地帯は、冬の日差しを受けると輝きを取り戻す。刈り入れの痕跡を残す田圃
の造形も土手の枯れ草も、逆光の中でこのときならではの独特の表情を見せてくれて
いた。この絵は、谷戸の金生遺跡付近の田園地帯、背景に鳳凰三山が広がっている。










「雪の八ヶ岳」

White Watson Block F6
2022年1月 北杜市高根町五町田

これも1月の八ヶ岳。五町田の交差点から少し北西に入ったお気に入りのポイントからの
勇姿である。今冬は麓に積雪が少ないままで、この絵は一昨年の光景を絵にしたものd。








                                                個人蔵
「八ヶ岳 新春」

Fabriano Extra White F6相当
2022年1月 北杜市高根町村山東割

雪の八ヶ岳!今年第一号の作品は、高根町五町田から村山東割にかけての広い領域
から目にする八ヶ岳である。この山の代表的なピークをなるべく入れて描こうとすると、
この辺りからの眺望が一番適っているであろうか。そんな観点を意図した図柄とした。










                                                    個人蔵
「長屋門のある風景V」

Saunders Water Ford White Block F8
2021年12月 北杜市高根町箕輪
前の作品と同じ長屋門のある風景で、アングルを向かいの道を少し上がった所に変え、
背景に甲斐駒を配した構図とした。一角に野焼きをする人を入れてみたが、この風景は
二百有余年遡った江戸時代でも同じものであったかと、描いていて感慨が湧いてきた。


↑ (完成画へ)



グレー系の単色で陰影だけを着色した状態 ▲

↑ (最初の彩色へ)


デッサンの段階 ▲







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