山麓絵画館


2021年 秋の作品





「長屋門のある風景U」

Saunders Water Ford Block F8
2021年11月 北杜市高根町箕輪

北杜市内で最も往時を偲ばせる民家と言えば、ここ箕輪の一角にある大きな長屋門のある
お宅であろう。背後の母屋もまた立派な茅葺きで、初めて見る人はしばし足を止めるに違い
ない。今回あるご縁を得て、改めて描き起こしてみた一作、背後の八ヶ岳も入れてみた。。









「釜無川 晩秋」

White Watson Block F6
2021年11月 北杜市長坂町日野

春に描いた長坂町は日野の同じ場所に行ってスケッチ。逆光の陽の中で徐々に変わる
陰影が晩秋をいよいよ色濃く縁取るようで、集落はその中で息を潜めるような風情であった。









「大門川 晩秋U」

White Wtson Block F6
2020年11月 北杜市高根町浅川

下の絵と同じ大門川の谷あい、橋の上からのデッサンを持ち帰って家で彩色。陽射しが左岸
の樹木を回って川面に落ちる頃合いの風景は、柔らかな晩秋の色に包まれていた。









「大門川 晩秋T」

White Watson Block F6
2021年11月 北杜市高根町浅川

水彩画展以来、しばしの休止期間を経て久しぶりのスケッチに。冷たい北風を避けて大門川
の谷間、橋の上に陣取って刻々と変わる晩秋のコントラストに対峙しつつ時を過ごした。









「コスモスと甲斐駒」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2021年9月 長野県富士見町

小淵沢の我が家とお隣の富士見町との往還路では、季節になると道路脇のコスモスの群落に
出会えるのが楽しみだ。コスモスは虫を駆除する効果があるので、良く畑の脇に植えられたと
聞くが、それが秋口には背後の甲斐駒と重なって、山麓ならではの風物詩となっている。









「甲斐駒の見える秋」

The Langton Block F6
2020年11月 北杜市長坂町日野

収穫も終え、紅葉の季節が盛りとなる頃、ススキの穂は白さを増す。青紫に煙る甲斐駒ヶ岳
は日に日に色を失い、やがて初冠雪が澤筋を白く染めていく。もうすぐそんな季節がやってくる。










「コスモスの季節に」

Fabriano Extra White Block F8
2021年9月 北杜市高根町小池

黄金色の稲田とその縁を彩るコスモス・・・今まさにそんな秋の入り口の風景が、山麓のあち
こちで見られる。この絵は高根町の小池、背景の八ヶ岳も、どこか秋の気配を帯びて佇んでいた。








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