山麓絵画館


2021年 夏の作品



「シラカバの小径」

The Langton Block F8
2021年8月 北杜市高根町清里

清里にはシラカバの林があちこちに点在し、その中を縫う小径は、どれもがどこかの施設に繋がって
いる。夏は緑、秋は黄色の黄葉と白い幹の織りなす世界は、高原ならではの世界と言える。









「八ヶ岳の空」

Fabriano Extra White Block F8
2021年8月 茅野市泉野

茅野市の一角では、いつ行っても大きな空が気持ちいい。次々と雲を量産する
八ヶ岳連峰の上空は、季節によって表情が変わり、夏は特に観ていてドラマティックだ。











「ヒマワリ畑のある集落」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2021年7月 北杜市高根町 浅川

真夏の陽射しが似合うのは、やはりマワリの花だ。よく訪れる浅川の集落、高台にある
ヒマワリ畑から見下ろすと、集落は真夏日の中でひっそりと息を凝らしているようだった。











「甲斐駒 夕景」

Saunders Water Ford White 10
2021年7月 北杜市小淵沢町

梅雨が明けて、連日空では雲のドラマが繰り広げられている。この日はその雲も大分途切れて
夕方にはうっすらと棚引く雲を従えた甲斐駒が、日が暮れきるのを待っているようであった。









「田植えの風景」

The Langton Block F6
2021年6月 北杜市須玉町上津金

五月末の上津金、「おいしい学校」の裏手の田園地帯は、田植えの盛りであった。田植風景と言って
も、今は田植機が水面に早苗の列を作っていくだけ。かつての列をなした田植え人の姿はない。









スケッチ 「箕輪の田端にて」
White Watson Block F6
2021年6月 北杜市長坂町箕輪

箕輪の田園地帯、稲の生育状況は田毎の遅速によって、かなりその表情は様々だ。
私が選んだのは、生育の遅い田圃。まだ水面が覗いていて鏡状態を呈していた。









「夏草と八ヶ岳」

The Langton Block F8
2021年6月 茅野市泉野

八ヶ岳の西麓、茅野市の一角は、広々とした傾斜地に田園地帯が広がる。久しぶりに
きてみると、早苗が風になびき、畦は夏草に覆われていた。草刈りの邪魔にならぬよう、
しばし草の中に陣取って、背後に連なる八ヶ岳の風景をデッサンにとり、のちに彩色を施した。








←前の作品へ
  山麓絵画館入り口へ↑
次の作品へ →















トップへ
トップへ
戻る
戻る