山麓絵画館



2022年 秋の作品



「安楽寺から」

White Watson Block F6
2022年11月 北杜市大泉町谷戸


  大泉町谷戸の安楽寺は、北西を森と本堂の丘が取り囲む風よけに恰好の場所である。
今年最後の教室日は、陽射しは暖かだが北風の強い一日だったので、この場所を選んで
スケッチ。檀家の集落だろうか、古い民家の白い壁が、晩秋の陽を受けて輝いていた。









「清泰寺にて」

White Watson Block F6
2022年11月 北杜市白州町


  清泰寺は釜無川から迫り上がる南向き傾斜地にあって、風を遮るエアーポケットのよう一角
にある。北西風が冷たい日だったので、この日のスケッチポイントに選んで出かけると、暖かな
陽射しを受けた晩秋の風景が迎えてくれた。実付きのいい柿の木をモチーフにスケッチした。









「暮れなずむ秋」

Saunders Water Ford Natural F8相当
2022年 北杜市高根町清里野町浅尾

良く出かける清里の浅川集落。その裏手から大門川の谷あいに下る坂道からは対岸の森を挟んで
八ヶ岳がゆったりと広がって見える。暮れなずむ頃、陰影を深めた山や森の表情が印象的だ。










「刈り入れどき」
八反歩堰にて

White Watson Block F6
2022年 9月 北杜市小淵沢町上笹尾


  小淵沢南部の八反歩堰、その遊歩道から見下ろす田園地帯は、いまが刈り入れどき。
 はざ掛けの列は日に日に増え、あと一週間も経つと黄金色の面はずっと小さくなるだろう。









                                                                                                 個人蔵
「御射鹿池 秋色」

Saunders Water Ford Natural F8相当
2022年 長野県茅野市

  これも季節の先取りとなるが、秋も深まった頃の御射鹿池。季節や眺めるポイントによって、色彩感
がかなり変わってくるのがこの池の特徴だ。岸辺近い水面一帯の緑が、このときは印象的であった。










「秋深い明野から」

Saunders Water Ford Natural F8相当
2022年 北杜市明野町浅尾


  季節の先取りとなるが、これは秋も深まった頃の明野町からの風景。眼下の平野部から対岸の
南アルプス山腹までが秋色に染め抜かれている。あと二月だろうか、こんな光景に出会えるのは。











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