山麓絵画館


2023年の作品

〜今年2023年から、作品展示は季節毎に分けない展示となっています〜





<スケッチ>
「明野町の棚田から」
 
Saunders Water Ford White Block F8
2023年11月 北杜市明野町上手

これも教室で訪れた明野町の棚田でのスケッチ。茅ヶ岳の裾野が塩川沿いの段丘で尽きる
辺りは、随所で対岸のいい景色を展望できる。眼下の家々のその奥には丘や山が連なり
一番奥には少し雲に隠れた南アルプスが横たわっている。幾重かに重なる秋の風景である。









<スケッチ>
「川向こうの秋」
 
Saunders Water Ford Natural Block F8
2023年11月 富士見町落合

これも教室で描いたスケッチ。釜無川沿いに国道20号を下り、富士見町に入って暫く
行くと、左手に白い橋と対岸にはシンボルのようなケヤキ数本が生える集落が見えてくる。
もう何度か絵にしているが、今回は国道からちょっと上がった高台からスケッチした。










<スケッチ>
瑞牆山秋景」
 
White Watson Block F6
2023年11月 北杜市須玉町小尾

1日の教室の日、紅葉の具合を見計らって瑞牆山がよく見える黒森の集落に出かけた。この日は
あの独特の岩峰が秋空を抉る姿がくっきりと展望でき、短時間だったが、気持ちよくスケッチを仕上げた。









「松原湖秋色」

Saunders Water Ford Natural Block F8
2023年(制作) 長野県小海町

松原湖は八ヶ岳の連なりを背景にした東岸からの眺めがいい。秋も深まると、湖岸の紅葉が
水に映え、湖畔のアシも輝くようで彩りを添える。何度か絵にしたモチーフだが、秋は味わい深い。










<スケッチ>
「紅葉の美鈴池にて」

White Watson Block F6
2023年10月 長野県南牧村

10月も半ば、もう高いところは紅葉のピークではないかと踏んで、美鈴池を訪れた。
標高1633bのこの池は、狙い通り紅葉が鮮やかで、風が止むと湖面の鏡も素晴らしい。
時間が少なかったので、印象のみを捉えようと、急いでスケッチを仕上げた。









「秋ひと駒」

Saunders Water Ford White F10相当
2023年 9月制作 長野県乗鞍高原

もう大分前のこと、乗鞍高原の一ノ瀬園地という一帯を歩いていて、シラカバの疎林とせせらぎ
のある場所で思わず足を止めた。こんな所に一日中いたい、出来ればこの場所を占有して自分の
庭にしたい。そんな想いを抱かせた一画を、のちに写真をベースに絵に描き起こしてみた一点である。










「おわら風の盆」

Arrches rough F6相当
2023年 8月制作

久しぶりに「おわら」を描いてみた。八尾へは体力的な限界から行けなくなって久しいが、
8月も押し迫るとあの三味線や鼓弓の音律や揺れるような踊りの所作が頭を過ぎる。いろ
いろな思い出には、ときに一緒だった人たちも姿を見せる。そんな想いが高じた一作である。










「冬明け近い水辺」

Saunders Water Ford White F10相当
2023年 8月制作 長野県南牧村

この絵は、facebook上に残暑見舞いの挨拶に添えた絵である。3月末の野辺山高原、
降雪のあった翌日は気温も和らいで、ふれあい公園では水辺の雪も心地よい冷たさであった。









「菜の花の丘」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2023年 4月 長野県飯山市 菜の花公園にて

この絵は、4月下旬い「朧月夜」のモチーフとなった飯山市の菜の花公園を訪れたきの
光景。千曲川の段丘を覆い尽くす菜の花畑は見事であったが、同じように目を惹いたのは
背後の丘陵地帯で、そこに点在する時が止まったような集落の佇まいが印象的であった。










「陽溜まりの集落」

Saunders Water Ford Natural F8
2023年 4月 北杜市高根町箕輪

こちらは時代をタイムスリップしたような趣のある箕輪の一角、茅葺き屋根や長屋門を構えた旧家も見受けられる
集落は、季節毎に味わい深い光景を見せてくれる。4月半ば、集落には春の陽射しが燦々と降り注いでいた。








<スケッチ>
「新緑のふれあい公園にて」

White Watson Block F6
2023年5月 長野県南牧村

5月半ばだというのに真夏日となる予報の日、予定していたスケッチポイントを急遽
野辺山高原に変更。ふれあい公園にやって来ると1360b水辺には心地よい風が吹いて
いる。森の際の木陰に入り、新緑の森と水辺の光景をスケッチした。








<スケッチ>
「菜の花公園にて」

White Watson Block F6
2023年 4月 長野県飯山市

4月下旬、飯山市の菜の花公園を訪れた。千曲川沿いの段丘を上がると、一面のナノハナ
の斜面の中に。川を挟んだ対岸には、模様の残る斑尾高原が遠く霞んでいた。
(帰ってから写真をベースに描き起こしたもの)










<スケッチ>
「新緑の御門集落」

Saunders Water Ford Natural F8
2023年 5月 北杜市須玉町小尾

久しぶりに信州峠への道を辿り、瑞がき湖を越えた御門集落でスケッチをした。人気のない
集落は一面の新緑に包まれ、お寺の赤い屋根がひときわチャーミング。一気呵成にスケッチした。










<スケッチ>
「新緑の八反歩堰にて」

White Watson Block F6
2023年 4月 北杜市小淵沢町上笹尾

八反歩堰は何時行っても季節毎の風景が視野一杯に広がって気持ちがいい。4月の晴れた日、
遊歩道の高台からは新緑のグラデーションと残雪の甲斐駒ヶ岳がゆったりと広がっていた。、










<スケッチ>
「北杜高校のサクラ」

White Watson Block F6
2023年 4月 北杜市長坂町渋沢

北杜高校の土手沿いの桜並木は私の好きなスポットで毎年出かけては撮影かスケッチ
をする。今年はかなり早い満開となったが、人影のない畑地の一角からスケッチをした。







<スケッチ>
「安楽寺から」

Saunders Water Ford Block F8
2023年 4月 北杜市長坂町谷戸

安楽寺は静かで境内のサクラも何処かゆったりと美しい。そのサクラ越しに覗く
古い集落の風景もまた面白く、季節毎の趣をスケッチで写し取るのは楽しい時間だ。







「雪の集落 〜八反歩堰」

Saunders Water Ford F6
2023年 2月 北杜市小淵沢町

積雪らしい積雪は今季唯一といっていい程だった2月11日の朝、クルマを駆って八反歩堰へ。
棚田の中道には轍が2台分ほど。その先には見慣れた集落が雪の中に佇んでいた。









<スケッチ>
「茅ヶ岳山腹の集落」

White Watson Block F6
2023年 2月 韮崎市穂坂町

茅ヶ岳の山腹を韮崎方面から北杜市の方に走っていくと、曲がりくねった道路の所々で
景色が開け、対面する南アルプスが広がっていたりする。ここはそんな場所の一つ、
斜面の一角に何軒かの民家が軒を寄せ合うようにした集落である。









「甲斐駒 朝焼け」

White Watson Block F6
2023年1月 北杜市小淵沢町

いつもの我が家近くのスポット。この日は朝焼けがきれいだったので、何点か
撮影して、のちに描き起こした一点。 実は今年の筆下ろしとなる作品だ。










「スケッチ風景」

Fine Face Canson F6

ファイルを整理していたら出てきたスケッチの一点。2018年の教室展の際に
ポスターで使ったもので、去りし日の生徒さんたちのスケッチ風景である。
今年もこんな平和ないっときが持てますように・・・。























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