山麓絵画館


2010年秋の作品




                                            
「浅川集落にて」

Montval Canson F8
 2010年11月4日 高根町浅川


久しぶりに秋らしい天気となったので 個展後、漸く重い腰を上げて戸外にスケッチに出ることに。清里の
東南端に位置する浅川集落に行ってみると、予想した通り集落は秋の明るい日射しに包まれて静かな
佇まいを見せていた。初冠雪もすっかり溶けてしまった八ヶ岳を背景に、そんな秋の風情をスケッチした。




                                             
「秋の八ヶ岳遠望」

Montval Canson F8
 2010年11月5日 富士見町入笠山麓から

 好天が続いた翌日、今度は富士見町方面へスケッチにでかけた。今年の1月にスケッチした入笠山麓の同じ
場所に行ってみると、ここも秋たけなわという様相を呈している。紅葉の山裾を広げた八ヶ岳を目一杯取り込み、
手前に木立やススキを配して、爽やかにそして気持ちよく広がる秋をスケッチした。





                                             
「小川村立屋にて」

Montval Canson F8
 2010年11月11日 長野県小川村

 小川村を訪れると、紅葉と雪の北アルプスが迎えてくれた。山の斜面に点在するどこか懐かしげな
集落がアクセントとなる風景は小川村ならではの美質と言え、いつも絵心をそそる。描いている
場所はまだ朝日が届かない寒い斜面であったが、そんなことを忘れるくらいに絵筆を走らせた。






                                             
「小川村成就にて」

Montval Canson F6
 2010年11月11日 長野県小川村

 その日の午後は小川村の核心部とも言える成就という地区に移動。陽が大分斜めとなり、アルプスも雲に
覆われてしまったので、逆光の中に広がる山村の佇まいをスケッチ。構図と奥行きの表現に留意した。







                                             
「美麻村の古民家」

Montval Canson F6
 2010年11月10日 長野県美麻村

 小川村への道程で美麻村を通過する。田畑と古民家が風景を作る昔懐かしい風情の村である。
晴れて見通しがいいとこうした風景の背後に北アルプスが見えるのだが、この日は薄日が射すだけ
の心許ない天候で、このスケッチの時本中から雨が降り出した。帰ってから着色した一点である。














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