山麓絵画館


2010〜2011年冬の作品




「冬のカラマツ」

Fabriano Extra White
2011年3月制作 小淵沢町

小淵沢の我が家から見えるカラマツ。枝先に雪を乗せた立ち姿が、冬の疎林にうっすらと溶け込んで印象的
な佇まいを見せていた。殆どモノトーンと言っていい色遣いでにして、枝先を丹念に塗り残して仕上げた。
初期段階の彩色について、ご興味のある方はこちらへ  →










「雪の集落〜川上村」

Fabriano Extra White
2011年2月制作 長野県川上村

久しぶりに積雪に見舞われたその朝、待ってましたとばかりクルマを駆って川上村に出かけた。カラマツ林の
雪の風情がお目当てだったのだが、それは全く期待外れ。その代わり触発される雪景色にたくさん出会えた。
この絵はそんな中の一枚、八ヶ岳は雲間に隠れて浮上しないままだたが、絵では先行して描き入れた。









「富士暁光」

Fabriano Extra White
2011年2月制作 長坂町小荒間

ある朝、明るい東南の空を背景にして、富士山がすっくりとその姿を見せていた。幾重にもたなびく
雲がそこに富士ありといった趣で富士山にまつわりついている。朝靄に霞んだ甲府盆地を真ん中を
過ぎるこの淡泊で独特の色調はなかなか絵にし難かったのだが、一応試みてみた。








「雪の朝〜観音池」

Fabriano Extra White
2011年1月制作 大泉町大八田

今冬の山麓は雪が少ない。大雪被害に遭っている方々には申し訳ない話だが、こちらは降雪があったら
すわ出かけんと待機したまま,なかなかその機会を得ない。そこで、こういう雪景色を描きたいという思いで
数年前のスケッチと写真を元に描いたのがこの一点。風のない快晴の朝、観音池は鏡のように静止していた。









「日溜まりの集落」

Montval Canson F8
2011年1月下旬 高根町箕輪

こちらの一点がいまの山麓も象徴する乾いた風景である。高根町の箕輪という地区では、畑や田圃の
合間至る所に瓦屋根の集落が点在し、家並みが木立越しの南アルプスと相俟って、山麓の代表的な
佇まいを見せている。寒かったのでクルマの中でデッサンを施し、家に戻ってから彩色をして仕上げた。










「塩川と八ヶ岳」

Montval Canson F8
2011年1月下旬 韮崎市

上の絵を描いたのと同じ日、韮崎まで下ってくると寒さも幾分和らいできた。川越しの八ヶ岳をものにできない
かと、見当を付けていた辺りをうろうろと探してみると、ありました!澄み渡った冬晴れの中に広がる八ヶ岳と
枯野を縫って流れる塩川。川辺は冷たかったが、おあつらえ向きの風景に出会えて一気呵成に描き上げた。









「北アルプス遠望」

Montval Canson F8
2010年12月初旬 長野県 原村から

八ヶ岳西麓に回り込むと、好天の日には北アルプスが望める。その白く屹立する岩稜は自然の造形
美を誇示するかのようで神々しい。いつも絵心を誘われつつ、苦労するのは“これ”といった中・近景を
なかなか見い出せない点にある。この絵は原村の丘陵地帯の外れ、家屋と杉木立が画面を引き締めてくれた。








「八ヶ岳〜初冬の野辺山高原にて」

Montval Canson F8
2010年12月初め 野辺山高原

晴れた日に野辺山高原に出かけると、高原野菜の畑は冬を前にきれいに耕起され、枯木と
枯れ草をアクセントにした無人の台地が広がっていた。聞こえてくるのは風の音だけ。ゆったりと
横たわる八ヶ岳も、本格的な冬の訪れを待つかのようであった(この絵は年賀状に使用した)。







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冬のカラマツ
冬のカラマツ