山麓絵画館


2011年 初夏

〜川の風景ばかりが並ぶことになりました〜




「甲斐駒からの流れ」

Montval Canson F8
2011年6月 武川町 舞鶴橋近く

梅雨の晴れ間を狙って下の絵と同じ大武川の川岸に降り立ちスケッチを始めた。各地で記録的な暑さに
見舞われたこの日、水辺で多少涼しいかと思いきや、じりじりと強烈な日射しを浴び、スケッチブックの白が
目を射るようになったので試合放棄。帰ってから着色したのだが、大気の霞具合も既に真夏のそれであった。












「塩川から八ヶ岳遠望」

Montval Canson F8
2011年6月 韮崎市藤井町北下条

上の絵と同じ日、武川から韮崎に移動。塩川に架かるいくつかの橋のどれかから八ヶ岳の展望がきく筈
とかねてより探していたドンピシャリの風景に出会えた。それは住宅街と田畑の裏道に続くlocal use only
といった橋だ。時折通るクルマの邪魔にならぬよう立ちんぼでデッサンだけ仕上げるのがやっとであった。











「大武川 初夏」

Fine Face Canson F6
2011年6月 武川町 舞鶴橋近く

飛沫の上がる川の向こうに甲斐駒が・・・。これも以前から探し求めていた絵柄で、見当を付けておいた大武川
の畔を歩いて出会うことができた。何枚か写真を撮って、のちに教室の教材としてみんなに描いてもらう傍ら、デモ用に
描いたのがこの一点。案外感じが出ているので、当HPにもアップしてご覧いただくこととした。











「千曲川上流域 初夏」

Fabriano Studio F8相当
2011年6月 長野県 川上村

山から残雪が消え、緑がいよいよ色濃くなる6月となった。梅雨の晴れ間を狙って川上村のよく行く場所を訪れると、
水嵩の増した千曲川の流れと瀬音が心地よく、いつの間にか涼を求める季節となったのだと改めて思うのであった。










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