山麓絵画館



2018年 秋の作品




「秋だまり」
(個人蔵)

Fabriano Extra White F8相当
2017年11月 北杜市小淵沢町の我が家

我が家の庭の片隅、ススキの株がひとかたまり群がって生えている場所は、午後になると
逆光の中で秋が溜まっているような光景となる。そんな印象的ないっときを、絵に掬い取りたかった。













「秋そよぐ」

Saunders Water Ford Natural F8相当
2018年10月 北杜市高根町箕輪

10月の初め、まだ刈り入れ途上にある稲田のパッチワークが山麓を彩る頃。吹き渡る風は
ススキの穂を揺らし、日に日に秋を深めていくようだ。箕輪のスポットのまさにそんな光景である。










「道端のコスモス」

Fabriano Extra White F8相当
2018年9月 北杜市小淵沢町下笹尾

稲田が刈り入れを控え、いっときの静けさを保つちょうど今頃にコスモスは満開となる。
開花した花々と蕾を沢山身にまとった花々の密集に分け入るような心持ちで描いた。










「里山の秋」

Fabriano Extra White F10相当
(2017年1月 制作) 長野県川上村

信州峠を越えて川上村に下ると、道の両側に畑地が広がる。その際から立ち上がるカラマツと
広葉樹の森は、黄と所々朱色そ織り交ぜて、さながら”里山の秋”を歌い上げているようだ。












「コスモスの小径」

Saunders Water Ford Natural F10相当
2018年8月 北杜市高根町小池

酷暑も峠を越え、雲の表情も秋めいてくるこの頃、あちこちでコスモスの花が咲き出している。
これは昨年得たモチーフを描き起こしたもので、小径と甲斐駒がコスモスの引き立て役を演じていた。









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