山麓絵画館


08年 夏








「池のある風景」

かねてより狙いを定めていた池のある場所にスケッチに行った。池の南に聳えている
筈の甲斐駒はこの日は雲の中だったので、趣を変えて少し生活臭漂う風景を描いてみた。
  2008年9月8日 長坂町、中央線の音が聞こえる溜池にて。







「夏雲沸き立つ」

毎日のように南アルプス上空に湧き上がる積乱雲をアトリエの窓からスケッチ。午後になると
それは天空高くへ盛り上がり、やがて雷鳴が響き渡る。スケッチしている傍からも、雲の形は
   どんどん変わっていった。  2008年8月7日 小淵沢の我が家から。









「葵咲く夏日」

梅雨の晴れ間の暑い日、夏の光景を探しに戸外に出た。強烈な陽射し、憎々しいほどの緑。
こうなるとどうしても花を求めてしまう。高台の農家の一角に葵が咲き乱れているのを発見したので、
お婆さんにお断りし庭先をお借りして描いた。ジリジリと陽射しが麦わら帽を貫いて突き刺してきた。
2008年7月12日 小淵沢町下笹尾にて








「花水の集落」

初夏ともなると、山の残雪は消えかかり、緑も濃くなってなかなか絵心を刺激する風景に出会えない。
知り回った挙げ句に白州の外れにある花水という集落にやってきて、ここを描くことにした。強烈な陽射し
の下では絵の具は塗ると直ぐ乾燥してしまう。黄緑の稲田が唯一爽やかであった。6月10日 白州にて









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