山麓絵画館


「おいでやギャラリー」個展2009のメモリアル
(2009年3月)










                                                  個人蔵
「コブシの春」

Sennelier F8
 北杜市小淵沢町(2009年2月制作)

サクラに先駆けて咲くコブシは、芽吹き前の林を彩って春の華やぎを演出する立役者である。
だから、この花木を描くときは心もうきうき状態であることが好ましい。背景の処理と白抜きが
技術的なポイントだが、マスキングは最小限にとどめ、リズミカルに筆を動かすように心がけた。














                                                  個人蔵
「釜無川 早春賦」

Fabriano〜Artistico Extra White サイズ: 527X353o 
 北杜市白州町(2009年2月制作)

推量の増した流れとヤナギの新緑、それにサクラ咲く林の佇まい・・・それらを一つの画面に取り入れて
早春の饗宴といった雰囲気を描き出してみたかった。手前の釜無川はもちろん、木々の表情もまた
日々膨らみを増してうごめいており、そんな春の動きを捉えるべく素描的なタッチを意図して描いてみた。















                                                 個人蔵
「蕪(かぶら)の桜並木」


Fabriano〜Artistico Extra White サイズ: 527X353o 
 北杜市長坂町(2009年3月制作)

サクラはその姿がたなびいいるかのようだ。ここ長坂町の蕪地区は知る人ぞ知るサクラの名所。
見事な並木はそれこそ雲がたなびくように連なっている。淡い色調で、そんなサクラの佇まいを丹念に
抜いて描いた。














                                                 個人蔵
「残雪の季節」


Sennelier F6
 北杜市長坂町(2008年制作)

残雪が輝く季節、風はまだ冷たいが日の温もりが心地よい。雲の動きと手前のまだ冬枯れの林
の表現に意を注ぎつつ、そんな心地よい早春の山麓風景を描きあげてみた。














                                                 
「下津金秋景」


Wirgman ブロック紙F6(300g)
 長野県 南牧村(2009年2月制作)

津金地区は秩父山系の末端にあたるので植層も多様、紅葉の季節も一段と彩りが華やかになる。
山間に額を寄せ合うように造られた集落がそんな紅葉に取り囲まれている。それだけで、絵になる光景だ。














                                                 個人蔵
「イカルのいる風景」

Sennelier F4
 長野県 南牧村(2009年3月制作)

我が家に頻繁にやってくる野鳥たち。その中でもこのイカルが木の止まっているとどこか高貴な
雰囲気を醸し出す。何枚か撮った写真の一つをもとに、イカルのいる風景を書きおこしてみた。





展示した以下のおわらの絵は「おわら風の盆」のページに移行しました。




                    






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